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季節とうつわ -夏至(げし)-

一年のうちで最も日没までの時間が長い日、「夏至」。6月21日ごろの夏至日というのは、皆さんもよく知るところですよね。 しかし、夏至とは二十四節気という、日本の季節を表す期間のひとつでもあります。本州ではまだまだ梅雨の最中…
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「もの」と「たま」その2

日本のアニミズムを代表する神道の理念に基づけば、霊、すなわち「カミ」は全てのものに宿り、樹木や岩石、台所や米粒のひとつにも、尊ぶべきカミが在るとされます。 オカルト話のように、なにか人型の「お化け」のようなものが取り付い…
作家ものの陶磁器01
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作家ものの陶磁器の扱い方

うつわの世界は奥が深く、一度のめりこめば、自分の宝物を増やしていくかのように、好みのものを探し求めたくなるもの。 陶磁器のうつわも、古来からまさに宝物として扱われてきた歴史があります。室町時代には、茶の湯で使われる茶道具…
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季節とうつわ – 芒種(ぼうしゅ)-

6月5日頃から、二十四節気は「芒種」へと移ります。沖縄では一つ前の小満と芒種を合わせて、梅雨の期間を表す「小満芒種(スーマンボウスー)」と呼ぶそう。 本州でも、芒種の頃には梅雨シーズンの訪れを感じられるでしょう。じめじめ…
季節01
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季節と日本のうつわ

日本のうつわ、つまり「和食器」は、食事をより美しく見せるため、色々な素材や形を用います。 漆器に陶磁器、ガラスのうつわなどの素材ごとに、保温などの機能性や、温かみや涼しさなど見た目の印象も変化します。その様々な様相は、食…
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工芸の楽しみ方 その1

「工芸品」というと、敷居の高いものを連想するかもしれませんが、シンプルに「工芸品」というと、「高い技術をもって作られた、美的で用途のある品」ということ。 「有田焼」や「山中漆器」のように産地のものだけでなく、個人のものや…
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工芸品に使われる木 その1

現代、私たちが普段使っている食器は陶磁器のものが主流ですが、明治時代以前は木で作られた「木椀」がメジャーでした。日本は国土の70%もの地域が森林に恵まれた「木の文化」の国であり、縄文時代の古代から現代に至るまで、木を用い…
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「もの」と「たま」 その1

ある時、古い着物や雛人形などにある、日本の文化独特の雰囲気や「匂い」に触れることがありました。そのとき、ハッと目が覚めるように、自分の足元に隠れていた民族性に立ち戻るような心地になりました。それほど、日本という自分の「属…
和食器の種類01
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和食器の種類について

和食器は、日本人古来の食事のスタイルに沿って、色々な種類があります。しかし、西洋文化の根付いた現代では、「向付け」や「五寸皿」など、もはや耳慣れないのではないでしょうか? もちろん、どんなうつわも、自分の気の赴くままに見…
うつわの各部位名称01
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うつわ各部位の名称

日本には、食器の「フチ」や「底」などに対して、特別な名前で呼ぶ文化があります。特に、お茶会などで愛でるような茶器に詳しい人のあいだでは、よく知られているもの。 なかでも「口」「胴」など、うつわの佇まいを人の姿に例えること…