沖縄陶芸「やちむん」の魅力

8a18c5bb07a32c0a23d6d35a78ec4b48 画像

琉球方言で「焼きもの」を意味するやちむん。エメラルドブルーの美しい海に囲まれた環境で作られる陶芸って、なんとも魅力的です。

ぽってりとした厚みのある赤土のうつわは、おしゃれでナチュラル。暮らしに馴染む自然な風合いが愛されるやちむんですが、はて、やちむんを「やちむん」たらしめる要素とは、一体どのようなものになるでしょうか。

レトロな三彩をイメージした絵付けや、土味を生かした素朴な焼き締め、はたまたコバルトブルーの釉薬の鮮やかなうつわまで、現代作家の手がけるやちむんのスタイルは様々。

沖縄で作られる焼きものが「やちむん」というブランドのように知られるようになったのは割と最近のこと。

今回は、美しい海に囲まれた小さな島、沖縄ならではの陶芸の歴史と秘密を紐解いてみます。

0 Shares:
You May Also Like
91360988763705cb3c8545c06f736ac4 画像
続きを読む

心地よい石見焼のある暮らし

やきものは、太古の昔から食器や水を汲む容器として使われ、人々の生活の中で発展してきました。 時代を経るごとに、釉薬が生まれてより耐水性を高め、高温焼成の技術が生まれればより強度の高い陶磁器を作れるようになりました。 日本…
7b80f51796078c9e063fef691329e90a 画像
続きを読む

心地よい小鹿田焼のある暮らし

小鹿田焼(おんたやき)は、大分県日田市の「皿山地区」と呼ばれる山間の窯で焼かれる陶芸。「皿山」という地名は福岡県の小石原にも同様にあり、小鹿田焼の兄弟窯として知られる小石原焼とのつながりが地図上でもみられます。 小鹿田焼…