心地よいスリップウェアのある暮らし

1c132b8b0dff34ee88c58559511df953 画像

20世紀、明治~大正時代以降に発展した日本の現代陶芸は、伝統工芸品とはまた違った魅力があります。

なかでも、イギリスから渡来した技法であるスリップウェアは、日本の陶芸家や窯元でも一握りしか作っていない、貴重なもの。

スリップウェアはハンドメイドでしか作れない技法であり、他の陶器にはない独特の美を備えています。

日本で作られたスリップウェアは、まさに「和モダン」な趣き。

和室・洋室どちらのインテリアにもしっくりくる、毎日使いたくなるうつわです。

今回は、このスリップウェアの魅力を掘り下げていきましょう。

技法や歴史、民藝運動の話を含め「スリップウェアとは何か?」について詳しくお届けします。

0 Shares:
You May Also Like
287567aa87d28b0315db3fd8852cf656 画像
続きを読む

焼きものの材料と焼成方法

私たちの日常の食器の中でも最も身近な素材である陶磁器。うつわの形に形成した粘土を窯で焼くことから、一般に「焼きもの」とも呼ばれます。 日本の焼きものは、縄文時代より続く非常に長い歴史があります。安土桃山時代ごろには、茶湯…
うつわの各部位名称
続きを読む

うつわ各部位の名称

日本には、食器の「フチ」や「底」などに対して、特別な名前で呼ぶ文化があります。特に、お茶会などで愛でるような茶器に詳しい人のあいだでは、よく知られているもの。 なかでも「口」「胴」など、うつわの佇まいを人の姿に例えること…