20世紀、明治~大正時代以降に発展した日本の現代陶芸は、伝統工芸品とはまた違った魅力があります。
なかでも、イギリスから渡来した技法であるスリップウェアは、日本の陶芸家や窯元でも一握りしか作っていない、貴重なもの。
スリップウェアはハンドメイドでしか作れない技法であり、他の陶器にはない独特の美を備えています。
日本で作られたスリップウェアは、まさに「和モダン」な趣き。
和室・洋室どちらのインテリアにもしっくりくる、毎日使いたくなるうつわです。
今回は、このスリップウェアの魅力を掘り下げていきましょう。
技法や歴史、民藝運動の話を含め「スリップウェアとは何か?」について詳しくお届けします。