変幻自在・日本の伝統 竹細工

日本をはじめとする東南アジア地域に幅広く生息する植物、竹。

竹の若い芽は食材である「たけのこ」として知られ、春の旬の香りを食卓に運びます。そして成長した竹は扱いやすく、加工するとあらゆる道具になり、大昔から日本の暮らしを支えてきました。

現代になり、生活の中で竹細工を見ることは少なくなったかと思われます。しかし、エコロジーの視点やその機能性の高さが見直され、いま竹製品が再び注目を集めているのです。

今回は、この竹細工について学びながら、心地よい暮らしを探してみました。

0 Shares:
You May Also Like
08c08acea7320535b3736f081a845a75 画像
続きを読む

茶道具を知る

日本を代表する伝統文化といえば、「茶」。 元は中国から伝わった文化ですが、特に抹茶の作法や道具は、日本で独自の発展を遂げました。 その「茶道」で使われる道具「茶道具(ちゃどうぐ)」には、それぞれ卓越した工芸品が使われます…
8473b232616d1720295fecab3b6965d3 画像
続きを読む

“木地の山中” 山中漆器のある暮らし

九谷焼、金箔など日本のさまざまな伝統工芸品の生まれ故郷である石川県は、世界に誇る和製漆器の代表的産地の一つでもあります。石川県には三つの漆器産地があります。 塗りに秀でた輪島塗、蒔絵に秀でた金沢漆器、そして「木地作り」に…