ううつわを学ぶ 続きを読む 心地よい笠間焼のある暮らし10/31/2023 「焼きもの」といえば西日本のイメージですが、大都会である東京からほど近い北関東の里山、笠間にも、古代から続く陶芸の歴史が息づいています。 茨城県の中央に位置する笠間は、日本各地に点在する窯業地のひとつです。 ローム層から…
ううつわを学ぶ 続きを読む 心地よい萩焼のある暮らし10/01/2023 とろりとした質感の乳白色の釉薬に、ほの赤いざっくりとした素地が特徴の萩焼。 山口県萩市に伝わる伝統的工芸品で、主に茶の湯の世界で高く評価されてきました。 高麗茶碗の伝統を受け継ぐ萩焼は、16世紀の戦国時代から続く茶陶の定…
ううつわを学ぶ 続きを読む 心地よい小石原焼のある暮らし04/01/2023 日本の九州地方には、日本で初めて磁器の生産をした有田焼をはじめ、多くの焼き物の産地があります。中でも、中東部の朝倉郡小石原で作られている小石原焼(こいしわらやき)は日本の陶器の中ではめずらしく、磁器生産が始まった後に開山…
ううつわを学ぶ 続きを読む 備前焼 – 日本六古窯巡り –01/31/2023 瀬戸、常滑、信楽、丹波、越前と並ぶ日本六古窯のひとつ、備前焼。六古窯の中でも最も古く、平安時代後期の創始であるといわれ、古墳時代に作られていた須恵器(すえき)という土器の流れをくむ、無釉のやきものです。 岡山県備前市周辺…
ううつわを学ぶ 続きを読む 心地よい小鹿田焼のある暮らし11/30/2022 小鹿田焼(おんたやき)は、大分県日田市の「皿山地区」と呼ばれる山間の窯で焼かれる陶芸。「皿山」という地名は福岡県の小石原にも同様にあり、小鹿田焼の兄弟窯として知られる小石原焼とのつながりが地図上でもみられます。 小鹿田焼…
ううつわを学ぶ 続きを読む 信楽焼 – 日本六古窯巡り –11/30/2022 信楽焼は、滋賀県甲賀市信楽町で作られている焼きものです。日本の焼きものの産地はたくさんありますが、信楽焼は最も有名な産地の一つであり、きっと「焼きものといえば?」と聞けば誰もが信楽焼の名を思いつくのではないでしょうか。 …
ううつわを学ぶ 続きを読む 受け継がれる七宝焼の輝き11/30/2022 「仏教に伝わる七種の宝玉を散りばめたように美しい」ことから、「七宝焼」と呼ばれる工芸品があります。金属を胎とし、釉薬を用いて彩色し、窯で焼き付けることで作られる、色彩と光沢の美しい繊細な細工です。 七宝焼は6~7世紀ごろ…
ううつわを学ぶ 続きを読む 心地よい九谷焼のある暮らし10/31/2022 硬質で美しく、品質の高いことで知られている日本の陶磁器の中でも、ひときわ鮮やかな色彩をはなつ九谷焼。石川県を代表する工芸の一つです。 赤、青、緑、紫、黄の五色を用いる「五彩」は九谷焼の代名詞として有名ですが、「金蘭手」と…