12月といえば、現代っ子にとってはクリスマスがイベントの中心。しかし、本来の日本の伝統的な12月の風習や行事といえば、「煤払い(大掃除)」や冬至、そして年越しです。
13日の煤払いが終われば、門松やしめ飾りなどの正月飾りを飾り始める頃ですが、今は、あまり正月飾りに本腰を入れるのは珍しいかもしれません。とはいえ、正月飾りには、インテリアとしてお正月らしいエッセンスを取り入れる以上に、伝統的に重要な意味があります。
お正月飾りには、いにしえに「豊葦原瑞穂国」と表された日本らしい豊穣への祈り、またゆく年くる年への思いや感謝、そして願いが込められています。
今回は、霊験あらたかなる正月飾りと日本いにしえの文化を今一度振り返り、心地よい暮らしを探してみました。