互いに助け合い、支え合う「結」の習わし

d3228e2dfd797244042eb478228a2253 画像

突然ですが、家事や仕事で「猫の手も借りたい!」と思うほど忙しい瞬間、ありませんか?

けれど今の暮らしでは、昔のように「ちょっと手伝って」と頼める相手が身近にいないこともあります。
在宅ワークなどで働く人が増え、ご近所づきあいも少なくなった今、気軽に助けを求めるのはなかなか難しいものです。

一方で、かつての日本では少し違っていました。
「少し手を貸してくれない?」と声をかけられれば、よほどの事情がない限り手伝いに行き、別の機会には自分が助けてもらう。そんな助け合いが、自然と暮らしの中に根づいていたのです。

とくに農村では、「結(ゆい)」と呼ばれる仕組みがあり、互いに力を出し合うことで、農作業や生活を支えていました。

今回は、この「結」という日本らしい助け合いの風習を通して、人と人とのつながりについて紹介します。

0 Shares:
You May Also Like
8306b155281b9433383ada2ef19ce502 画像
続きを読む

八十八夜 – 日本の雑節を楽しむ –

夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る あれに見えるは茶摘みじゃないか 茜襷に菅の笠 この「茶摘み」の歌のフレーズにある「八十八夜」とは、節分や彼岸と同じ日本の雑節の一つです。 2月4日ごろの立春から数えて88日目が…
cf0ce5aae6027643dcfe662807972159 画像
続きを読む

彼岸 – 日本の雑節を楽しむ –

お彼岸とは、年に2回、春と秋に訪れる期間であり、先祖のお墓参りや仏壇の手入れをしたり、おはぎ、ぼたもちを食べる日としても知られています。 彼岸は「川の向こう岸」を意味する語でもあり、三途の川を挟んだ川岸、つまりは「あの世…