柔らかく、しなやかな牛首紬の魅力

8f58b039d4fdc38a532bd7d9486cfec9 画像

「牛首紬(うしくびつむぎ)」とは、石川県の南部に位置する白山市で作られている、伝統ある紬です。

牛首紬は特別な蚕の繭を使い、製糸の段階から伝統的な製法で作られています。

紬生地は通常、紬糸と呼ばれる絹糸で織る先染めの織物ですが、牛首紬はしなやかさと丈夫さを併せ持った生地を活かした後染めの生地も作る、幅広い表現も魅力。

「玉繭(たままゆ)」と呼ばれる特別な蚕繭から作り出す牛首紬の紬糸は、柔らかく、また強靭で、釘に引っ掛けた着物の糸が切れるよりも、釘の方が抜けてしまったという逸話から「釘抜き紬」という別名を持っています。

肌触りも良く、着心地の良さでも知られるこの理想的な紬は、どのように作られているのでしょうか。

今回は、牛首紬の起源と製法について知り、その魅力について探ってみましょう。

0 Shares:
You May Also Like
1a7c341cfaa2cbc51a875eed2afe55a2 画像
続きを読む

花を生ける暮らしの先に

花咲く春の季節には、家の中にも花の彩りを取り入れたくなります。 春に花屋に出回る切り花といえば、チューリップやスイートピー、金魚草など可憐な雰囲気の花が多いですね。 切り花も桜や桃など、薄いピンク色のなんとも春らしい色合…