健康祈願と工芸

ときに、工芸品の中にはある種の「おまじない」が施されていることがあります。たとえば、新年に新しく手に入れて片目を描き、願いが叶ったときにもう片方の目を描く「だるま」も、おまじないのための工芸品ですね。

だるまは基本的に真っ赤な色をしていますが、同じく赤い色をした「赤べこ」も、無病息災を願って作られたもの。

また、日本の「伝統模様」にはそれぞれ意味があり、健康祈願や魔除けなどの意味を持っています。このように、工芸品は使い手のために「祈り」が込められていることがあるのです。

最近だと、特に健康祈願や無病息災、厄除けに関しては関心が高まっていますね。自分の力ではどうにもならない状況に差しあたっても、人は何かせずにはいられないもの。ここで、どんな工芸品にどのような願いを込めて作られるのかを知り、そのご利益に預かってみましょう。

0 Shares:
You May Also Like
5cea03615d4c1114b765efbdeba542a3 画像
続きを読む

心地よい美濃和紙のある暮らし

ノートやコピー用紙など、西洋由来の洋紙を一般的な「紙」と呼ぶようになったのは19世紀の明治時代の頃からですが、元来、日本で使われていた紙は、洋紙とは作りが全く異なるもの。 木の繊維をすり潰したパルプから作った洋紙と違い、…
71e95bc127b9f85c7702760ca388825a 画像
続きを読む

包む文化 風呂敷を楽しもう

レジ袋が有料となった昨今、エコバッグの注目度はますます上がっています。そんな中、昔ながらの日本の道具「風呂敷」の存在にも、あらためてスポットライトが当たるようになりました。 どんな形のものも、風呂敷ならバランス良く美しく…