季節とうつわ -大雪 (たいせつ)-

二十四節気の「小雪」までは、まだ秋らしい暖かな日も時々感じられたかもしれませんが、12月7日から始まる「大雪」の頃には、もう冬も本番らしい気候を迎えるのではないでしょうか。

「大雪」はその名の通り、東北や日本海側の地域では雪の降る日が多くなってくる頃でしょう。大自然の生き物たちも、冬眠や冬篭りの準備を始めます。

指先や耳の氷りつきそうな寒さの中では、暖かい室内に篭っていたいもの。コタツからなかなか出られなくなる人も続出しそうです。

それでは、今回も、そんな「大雪」という時期を通じて、工芸と心地よい暮らしを探してみました。

0 Shares:
You May Also Like
d11ae359c43a8352df40a4081a39282d 画像
続きを読む

季節とうつわ -立秋(りっしゅう)-

8月に入り、二十四節気は第十三期の「立秋」へと移りました。第一期が「立春」ですから、立秋はちょうど一年の折り返し地点ともいえるでしょう。 暦の上では「秋の始まり」とはいえ、8月といえば夏真っ盛りですよね。秋なんて、とても…
9e258360f88d5facfeb0ad15f5547735 画像
続きを読む

季節とうつわ -処暑(しょしょ)-

立秋が過ぎ、8月23日ごろからは「処暑(しょしょ)」の期間となります。処暑とは、夏の暑さがピークを過ぎ、気温が下がり始める頃のこと。 現在の二十四節気・七十二候は明治期のものなので、令和の現代からみると季節感にズレを感じ…