記念日やお祝いのごちそうを用意するとき、料理の楽しさをあらためて感じることがあります。
食材を選び、盛り付けを工夫し、少し贅沢な手間をかけて仕上げた一皿には、特別な喜びがありますよね。
でも、忙しい日々の中では、そこまで時間も気持ちもかけられず、気づけば似たような味つけや献立に頼りがち。
そんなとき、料理の印象をぱっと変えてくれるスパイスは、強い味方です。
海外のスパイスはすっかり定番になりつつありますが、実は、日本にも風味豊かで奥深い「和のスパイス」があります。
ただ薬味として脇役に添えられるだけでなく、使い方次第で主役にもなれる存在です。
その香りや刺激には、味を引き立てる以上の力があり、料理全体の印象さえ変えてくれることも。
今回は、そんな「和のスパイス」の魅力を見直しながら、日々の食卓に新しい愉しみをもたらすヒントをお届けします。