切子とガラスのカップ
続きを読む

美しき日本のガラス工芸

光を反射して輝くガラスは、今や私たちの生活に欠かせないものです。昼間に室内でも明るい空間で過ごすことができるのは、光を透過するガラス窓のおかげ。また、コップやサラダボウルなど、清涼感のあるイメージのうつわも、あたりまえの…
続きを読む

季節とうつわ – 春分(しゅんぶん)-

3月も末になると、関東以南の地方は桜も満開を迎え、まさに「春爛漫」というシーズンの到来です。 実際は、昼が少し長いそうですが、毎年3月21日ごろは、昼と夜の長さが同じになるといわれる「春分日」とされ、二十四節気の「春分」…
続きを読む

京紫と江戸紫 – 高貴なる色、紫の秘密 –

今から1400年も昔、推古天皇の時代には、日本で初めての位階といわれる冠位十二階が制定されました。最も位の高い冠位は紫色の冠が与えられ、大徳、小徳といいました。 現代ではありふれた色かもしれませんが、化学染料のなかった時…
香木
続きを読む

香りの文化 – 香りを聞くこと –

みなさんは「日本の香り」と聞くと、どのような香りを思い浮かべるでしょうか。 最近では桜や柚子の香りは、外国へのお土産としても人気。また、お線香や、茶席で焚かれるような、雅で古き良き日本を感じさせる香木の香りも思い付く香り…
続きを読む

季節とうつわ – 啓蟄(けいちつ)-

3月に入り、長かった冬がようやく去っていくころ。寒さに凍えて冷え切っていた土も、春の暖かな雨に解かされてやわらぎ、草木や花々がまた新しく芽吹いたり、つぼみをつけ始めました。 二十四節気の第三番目である「啓蟄(けいちつ)」…