季節とうつわ -雨水(うすい)-

2月19日ごろになると、二十四節気は第二番目の「雨水」へと移ります。普通は「あまみず」と読めるところですが、ここでは「うすい」。真冬の厳しい寒さのなか降る雪や氷が、だんだんと暖かな日差しに溶かされて雨に変わる頃です。

自然界は、このころから春に向けて準備を進めます。私たちも、新しい年度に向けて色々と動き出す頃でしょう。

これから少しずつ、花が綻ぶように春がやってきます。冬からまた新しい季節へと切り替わる、自然界の息吹を感じながら、早春の喜びを一つずつ見つけてみましょう。

0 Shares:
You May Also Like
d5d0a0911f573400991a5c2052a9ee01 画像
続きを読む

季節とうつわ -大雪 (たいせつ)-

二十四節気の「小雪」までは、まだ秋らしい暖かな日も時々感じられたかもしれませんが、12月7日から始まる「大雪」の頃には、もう冬も本番らしい気候を迎えるのではないでしょうか。 「大雪」はその名の通り、東北や日本海側の地域で…
061c9daffd5701a6c9eb1c450a85b915 画像
続きを読む

季節とうつわ -大暑(たいしょ)-

全国的に梅雨が明け、夏真っ盛りの時期となるのが二十四節気の第12番目、つまりは一年の真ん中の季節に当たるのがこの「大暑(たいしょ)」です。 例年7月23日ごろから8月6日ごろまでの期間ですから、学生にとってはちょうど夏休…