立冬の後、11月22日ごろからは、二十四節気の20番目である「小雪」の始まりです。
この「小雪」の節気の中にはまた、七十二候というさらに細かい3つの区分があります。どれも、冬の入り口らしい寂しさを感じられるような候ですが、そんな中にも美を見出せるのが日本の季節というもの。
冬が本番を迎える前の、空気が寒々しくなっていく頃には、温かい食事や家、人の温もりが普段よりもいっそう心地よく感じられるでしょう。寂しさの中にも心暖かな趣ある季節を楽しむため、お料理とうつわでの心地よい暮らしを探してみました。