季節とうつわ -冬至(とうじ)-

半月ごとに変わる「二十四節気」、5日ごとに変わる「七十二候」という、日本の細やかで美しい季節も、年末に向かう頃です。

今回の二十四節気は「冬至」という、誰もがご存知の期間。冬至は二十四節気の第22番目であり、また北半球に位置する国では、冬至が始まる1日目は「1年のうち最も昼の短い日」も意味します。

辺りが暗くなるのが早いと、なんとなく落ち込んでしまう、という人も多いでしょう。しかし、七十二候の季節をそれぞれみてみると、ささやかながら冬の喜びが感じられるような気がします。

それでは、冬至の中にある3つの候から、工芸と心地よい暮らしを探してみます。

0 Shares:
You May Also Like
d08571563fdd5a88065828e3aa962ccc 画像
続きを読む

季節とうつわ -立春(りっしゅん)-

日本の季節を二十四に分けた「二十四節気」。その最初の節である立春(りっしゅん)は、旧暦では春の始まりとされています。 新暦にすると2月4日ごろからこの立春の期間となるため、まだまだ冬の寒さの厳しい、春の訪れを待ち遠しく思…
61d720c991344db14746c6c17b2d75e1 画像
続きを読む

季節とうつわ – 小満(しょうまん)-

5月も終盤に差し掛かり、二十四節気は「小満(しょうまん)」へと移りました。春になり芽吹いた草木が成長し、大地が青々と息づいてくる頃です。 この小満の時期には、日本列島の気候は九州地方をはじめに梅雨へと差し掛かります。人間…