日本伝統の正月飾り – 年神様の迎え方 –

8c13c26b678498b5ed88d6a2539bb220 画像

12月といえば、現代っ子にとってはクリスマスがイベントの中心。しかし、本来の日本の伝統的な12月の風習や行事といえば、「煤払い(大掃除)」や冬至、そして年越しです。

13日の煤払いが終われば、門松やしめ飾りなどの正月飾りを飾り始める頃ですが、今は、あまり正月飾りに本腰を入れるのは珍しいかもしれません。とはいえ、正月飾りには、インテリアとしてお正月らしいエッセンスを取り入れる以上に、伝統的に重要な意味があります。

お正月飾りには、いにしえに「豊葦原瑞穂国」と表された日本らしい豊穣への祈り、またゆく年くる年への思いや感謝、そして願いが込められています。

今回は、霊験あらたかなる正月飾りと日本いにしえの文化を今一度振り返り、心地よい暮らしを探してみました。

0 Shares:
You May Also Like
52a3c066e120ff2afce514514aa85a00 画像
続きを読む

半夏生 – 日本の雑節を楽しむ –

日本独自の雑節の一つ、半夏生(はんげしょう)は、日本の農作業の目安として独自に生まれた雑節の中でも珍しく、七十二候の「半夏生(はんげしょうず)」に由来しています。 半夏生は、毎年6月22日ごろの夏至から数えて11日目、7…
7641981e408ece5e2efba65141d9fd90 画像
続きを読む

地域に息づく伝統、尊い日本のお祭り文化

お祭り。 それは日本のさまざまな地域において行われる、日本の伝統行事のひとつ。 お祭りは参加者の笑顔を生み出す、参加者同士の交流を促す、そして地域のコミュニティを形成するなど、地域や人々を元気にする、素敵な魅力があります…