節分 – 日本の雑節を楽しむ –

鬼は外、福は内、と、元気な子供の声が聞こえる時期ですね。

大人も「恵方巻きを食べる日」として毎年この日を迎えているのではないでしょうか。

豆を撒いて厄を払い、福を招く節分の風習は、日本のイベントとして今も親しまれています。

ただ、なぜ豆を撒くのか、なぜ恵方巻きを食べるのか、という由来まではあまり知られていません。

節分が本来はどのような風習の日であるのかを知ることで、より心地の良い節分の過ごし方ができるはず。

今回は、節分の歴史や由来などから、心地よい暮らしを探してみました。

0 Shares:
You May Also Like
続きを読む

「水」と共に暮らす日本の文化

すべてのいのちの源である、水。 人間の体は約60%が水分と言われており、私たちは日々、水の恩恵を受けて生きています。 洗うための水、飲むための水、料理するための水。私たちの暮らしに欠かせない水は、昔からさまざまなかたちで…
続きを読む

七夕の節句 – 日本の節句を楽しむ –

毎年7月7日の七夕は、五節句の中でもよく知られている行事のひとつ。 伝説のなかでは、織姫と彦星が一年に一度の再会を果たす日、そして私たちは笹飾りの短冊に願いごとを託すロマンチックな日です。 端午の節句のように、子供の成長…
続きを読む

人日の節句 – 日本の節句を楽しむ –

古代中国から伝わりし風習である「五節句」のなかで、一年のはじめに行われるのが「人日(じんじつ)の節句」です。桃の節句や端午の節句とくらべてあまり馴染みのないもののように思われがちですが、「七草粥を食べる日」といえばきっと…
続きを読む

彼岸 – 日本の雑節を楽しむ –

お彼岸とは、年に2回、春と秋に訪れる期間であり、先祖のお墓参りや仏壇の手入れをしたり、おはぎ、ぼたもちを食べる日としても知られています。 彼岸は「川の向こう岸」を意味する語でもあり、三途の川を挟んだ川岸、つまりは「あの世…
続きを読む

社日 – 日本の雑節を楽しむ –

日本には、季節の変わり目を把握するための節目の日として「雑節」という暦日が設けられています。 節分やお彼岸が雑節にあたりますが、「社日」のことはご存知でしょうか? 「しゃにち」と読むこの節は年に2回、春分と秋分に最も近い…
続きを読む

土用 – 日本の雑節を楽しむ –

「土用の丑の日」にうなぎを食べるという風習があることは、みなさんもご存知のことですよね。 毎年7月末ごろの土用の丑の日に、夏の暑さにやられて体力が衰えてしまわないよう、栄養価の高いうなぎを食べることで、夏バテを防止すると…