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心地よい壺屋焼のある暮らし

私たちは、流通システムの進化により、世界中の様々な地方や国の工芸品を自宅で手に入れることが可能になりました。 しかし陶芸は、その土地固有の素材と文化が融合して、特有の作品を生み出す、土着の工芸としての本質を持っています。…
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表情豊かに毎日の暮らしを愉しむ

私たち人間の感情は豊かで複雑であり、その表情には数え切れないほどのバリエーションがあります。 日々の暮らしの中で、私たちはさまざまな表情を通じて感情を共有し、意思を伝えています。 笑顔一つで、周囲の雰囲気が明るくなること…
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心と体を温める。寒い季節の過ごし方

舞い散る桜や入道雲の似合う夏空、鮮やかな紅葉、しんしんと積もる雪。 日本では、暮らしのなかで四季折々のうつくしい光景に出会えます。 そんな季節の移り変わりとともに、暑くなったり寒くなったりと、気候も日々変わるもの。 ただ…
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陶磁器のお手入れ方法アレコレ

作家ものやハンドメイドの陶磁器も、日々の暮らしの中で使っていると、茶渋がついてくるなどの汚れが付着することがあります。 マメなお手入れをすることで、永く使い続けることができます。 作家ものやハンドメイドの陶磁器について、…
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心地よい砥部焼のある暮らし

せともの、石ものなどとも呼ばれる磁器のうつわは、日本では主に西日本において、17世紀江戸時代初期ごろ発展しました。 起源は16世紀安土桃山時代に朝鮮の陶工たちによる登り窯の開窯、高温焼成技術および磁器の精製法の伝来に基づ…
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醗酵食を味わう豊かな食生活のススメ

皆さんは、醗酵(はっこう)食と聞いて何を思い浮かべますか? 例えば、納豆やお味噌。 醤油、お酢、麹などなど……。 海外にもヨーグルトやチーズ、キムチなど、さまざまな醗酵食がありますが、やはり馴染みがあるのは日本の醗酵食。…
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心地よいスリップウェアのある暮らし

20世紀、明治~大正時代以降に発展した日本の現代陶芸は、伝統工芸品とはまた違った魅力があります。 なかでも、イギリスから渡来した技法であるスリップウェアは、日本の陶芸家や窯元でも一握りしか作っていない、貴重なもの。 スリ…
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絣の魅力 – 糸が紡ぐ繊細な美の世界 –

着物には「格」があるといわれており、生地に使われる素材や技術が高尚であるほどフォーマルな場で着られます。 しかし、お茶会や会食などに常日頃から出席する訳でもない限り、格の高い着物を着る機会はそう多くないはずです。 むしろ…
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心地よい美濃和紙のある暮らし

ノートやコピー用紙など、西洋由来の洋紙を一般的な「紙」と呼ぶようになったのは19世紀の明治時代の頃からですが、元来、日本で使われていた紙は、洋紙とは作りが全く異なるもの。 木の繊維をすり潰したパルプから作った洋紙と違い、…
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心と体にやさしい心地よい食事について

食事。 食べるという行為は、時に私たちの心と身体を養い、日々の疲れを癒し、また新たな活力をもたらす力を持っています。 私たちが美味しいと感じる料理は、選ばれた食材の質や調理法だけでなく、食べる環境や心の状態など、さまざま…
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心地よい甲州印伝のある暮らし

日本を代表する工芸として、「日本の革細工」というと、ピンと来ない方もいるのではないでしょうか。 実は、日本の革細工は5世紀頃より存在していたと日本書紀に記述があります。 そして17世紀より登場した「印伝(いんでん)」と呼…