日本の伝統文様(市松、麻の葉、亀甲)- 和柄の意味 –

漆芸、蒔絵、反物など、日本の伝統工芸の装飾には、それぞれ共通した文様が使われています。

幾何学的な形を繰り返したり、また大柄の模様が大胆にあしらわれていたりと、それぞれの独特で美しい文様は海外でも人気。

これらの日本の伝統工芸に見られる文様は、国内で一般に「伝統文様」と呼ばれます。

日本の伝統文様には、実はひとつひとつ意味が込められています。

健康長寿を祈るものや、子供の成長を願うもの、厄除けの効果を信じられているものなど。それぞれ植物や自然の風景に由来していたり、洒落好きの日本人らしい言葉遊びから生まれたりと、意味を持たない文様はほとんどありません。

また、それぞれ異なる意味を持つ伝統文様は、自分や相手の幸福を祈る「おまじない」のように用いられることも。たとえば結婚祝いには「縁結び」の意味を持つ文様が施された工芸品を贈るなど、人々の願いや祈りが込められました。

いま、和装や和風の小物はとても人気ですよね。また、日本を舞台にした和風のストーリーにも伝統文様が使われていることがありますから、文様の意味を理解すればより物語を理解できるかも。

では、日本の伝統文様とそれぞれの持つ意味を紹介してみます。

今回は、「市松文様」「麻の葉文様」「亀甲文様」の3つです。

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