季節とうつわ – 穀雨(こくう)-

4月も半ばを過ぎ、冬のコートをしまう頃、二十四節気の第6番目である「穀雨」が訪れます。

「穀雨」とは、穀物の成長を助ける雨のこと。その名の通り、この季節にはさまざまな作物や植物が芽吹き、春の柔らかな雨がその成長を促します。

玉ねぎやキャベツも、この頃には柔らかく、甘味のあるものが手に入りますね。他にも、穀雨の頃は色々な野菜が旬を迎える、サラダの美味しい季節です。

気候も心地よく、食べる物も美味しい、生きる喜びに満ちた「穀雨」。

季節とうつわ、今回もこのテーマで、私たちの心地よい暮らしを探してみました。

0 Shares:
You May Also Like
d11ae359c43a8352df40a4081a39282d 画像
続きを読む

季節とうつわ -立秋(りっしゅう)-

8月に入り、二十四節気は第十三期の「立秋」へと移りました。第一期が「立春」ですから、立秋はちょうど一年の折り返し地点ともいえるでしょう。 暦の上では「秋の始まり」とはいえ、8月といえば夏真っ盛りですよね。秋なんて、とても…
e4a712941a1b063c8ce04f23e274ec58 画像
続きを読む

季節とうつわ – 秋分(しゅうぶん)-

厳しい夏も終わりを迎え、9月も22日ごろになると、昼と夜の長さが同じとなる「秋分(しゅうぶん)」の頃を迎えます。 そして秋分とは、春分や冬至などと同じく、二十四節気の一つにも数えられる季節の区分でもあります。 爽やかに澄…