重陽の節句 – 日本の節句を楽しむ –

1af00d1e23ae1975944f7b87350f4b0e 画像

奈良時代に伝わり宮中行事として始まった、季節の行事である五節句。一年に5回あるなかで、最後の節句となるのが9月9日の重陽の節句(ちょうようのせっく)です。

桃の節句で桃の花の鑑賞をする、また端午の節句で菖蒲湯の薬効を得るように、五節句では季節の植物が登場します。重陽の節句もまたの名を「菊の節句」といわれ、菊の花が持つという長寿の薬効にあやかる菊酒や菊枕、そして菊の花を鑑賞する菊合わせなど、菊の花の魅力を最大限に楽しむのです。

また、他の節句では子供が主役であることが多いですが、重陽の節句はいわば大人が主役となる節句。

今回は、ゆったりとした心地よい重陽の節句の過ごし方について、歴史や由来などをまじえながらお話しします。

0 Shares:
You May Also Like
d3228e2dfd797244042eb478228a2253 画像
続きを読む

互いに助け合い、支え合う「結」の習わし

突然ですが、家事や仕事で「猫の手も借りたい!」と思うほど忙しい瞬間、ありませんか? けれど今の暮らしでは、昔のように「ちょっと手伝って」と頼める相手が身近にいないこともあります。在宅ワークなどで働く人が増え、ご近所づきあ…
bb3f541fd8925f34c55772c05cff5cba 画像
続きを読む

二百十日・二百二十日 – 日本の雑節を楽しむ –

主に農業の時期の目安として伝わってきた日本の雑節のひとつ、「二百十日(にひゃくとおか)」は、立春から数えて二百十日経つ頃にあたります。およそ九月一日ごろであり、古来から日本列島に台風が来襲する頃として知られています。 稲…