心地よい益子焼のある暮らし

a276274e041e0b5a53453f5c88ef2060 画像

日本各地には、絵付けが華やかなもの、シンプルなもの、きめ細やかな手触りのものなど、さまざまな特徴を持つやきものがあります。

その中でも、栃木県・益子町でつくられる「益子焼」は、ぽってりとした厚みと、温かみのある質感、多彩な釉薬による独特の色合いが魅力のやきものです。

毎年、ゴールデンウィークと11月3日前後に開催される「益子陶器市」には、全国から約60万人が訪れ、長年にわたって親しまれています。

食器や茶器、美術品まで幅広く用いられている益子焼ですが、その始まりは日用品としてのうつわ作りにあります。
やがてその素朴な魅力は、「民藝品」としての価値を見いだされるようになっていきました。

この背景には、「日々の暮らしに寄り添う道具こそ、美しさを宿す」という「用の美」の思想があります。

益子焼は、そうした考えに支えられながら、実用品でありながら芸術性も備えた工芸品として、多くの人に愛されてきました。

本記事では、益子焼の歴史や特徴をたどりながら、その奥深い魅力をご紹介します。

0 Shares:
You May Also Like
ed4f24826dfe8a509f66e09a37fabb44 画像
続きを読む

心地よい九谷焼のある暮らし

硬質で美しく、品質の高いことで知られている日本の陶磁器の中でも、ひときわ鮮やかな色彩をはなつ九谷焼。石川県を代表する工芸の一つです。 赤、青、緑、紫、黄の五色を用いる「五彩」は九谷焼の代名詞として有名ですが、「金蘭手」と…
7b80f51796078c9e063fef691329e90a 画像
続きを読む

心地よい小鹿田焼のある暮らし

小鹿田焼(おんたやき)は、大分県日田市の「皿山地区」と呼ばれる山間の窯で焼かれる陶芸。「皿山」という地名は福岡県の小石原にも同様にあり、小鹿田焼の兄弟窯として知られる小石原焼とのつながりが地図上でもみられます。 小鹿田焼…