季節とうつわ -小暑(しょうしょ)-

夏至を過ぎると、じめじめとした天候の続く梅雨も沖縄や奄美の地域から段々と明けはじめ、この一年に夏がやってきます。

梅雨の始まりには肌寒かった雨の日も、徐々に蒸し暑さを感じるようになるでしょう。この頃には、衣替えが済んでいると良いですね。

小暑も次候、末候になるにつれ、ミンミンとアブラゼミも鳴きだし、地方によっては海開きもはじまる、一年のうちで一番活発な季節になります。花の色や空の色も鮮やかな、輝かしい夏の日々。夏休みには、できれば田舎でのんびりしたいところです。

近年は暑さも年々厳しくなっていますから、体調管理にも気をつけてくださいね。夏が本格的にはじまる「小暑」の季節を七十二候の三つに分けて、おすすめのうつわと共にご紹介します。

0 Shares:
You May Also Like
1256a5700960b777895da727a39ad636 画像
続きを読む

季節とうつわ – 啓蟄(けいちつ)-

3月に入り、長かった冬がようやく去っていくころ。寒さに凍えて冷え切っていた土も、春の暖かな雨に解かされてやわらぎ、草木や花々がまた新しく芽吹いたり、つぼみをつけ始めました。 二十四節気の第三番目である「啓蟄(けいちつ)」…
3e5a8987bc3d0bc59d85fab866664341 画像
続きを読む

季節とうつわ -立冬 (りっとう)-

11月7日ごろの「立冬」から2月4日ごろの「立春」までの間、日本の季節は冬を迎えます。 立冬の中の三つの七十二候には、冬の花にちなんだ区分が二つも含まれています。北風が運んで来る寒さも、より一層冷え冷えとする時期に思えま…