半夏生 – 日本の雑節を楽しむ –

日本独自の雑節の一つ、半夏生(はんげしょう)は、日本の農作業の目安として独自に生まれた雑節の中でも珍しく、七十二候の「半夏生(はんげしょうず)」に由来しています。

半夏生は、毎年6月22日ごろの夏至から数えて11日目、7月3日頃から七夕頃までの5日間。

その時期までに田植えを終えるよう言い伝えられており、どの地域も半夏生以降は田植えをしないようにしていました。

そして、「ハンゲ」または「ハンゲショウ」という名の植物が見られる時期でもあります。

58eabff5ed133ac2dc56deaa1e8f796c 画像

今回は、この夏に至る前の雑節がどのような時期なのか、その風習や心地よい過ごし方についてお話しします。

0 Shares:
You May Also Like
dacfc3c5f44787bf61a009dbb3630cf4 画像
続きを読む

神社参拝を楽しむ – 運気を整える開運の秘訣 –

皆さんは、どんな時に神社へお参りをしますか? たとえば初詣、お祭り、大晦日などの、暦・季節の境目。 もしくは、合格祈願や健康祈願、安産祈願などの、人生の節目。 神社へお参りをしておみくじを引いたり、お守りを買ったりすると…
鯉のぼり
続きを読む

端午の節句 – 日本の節句を楽しむ –

端午の節句、いわゆる「こどもの日」は、毎年5月5日の祝日です。男の子の成長を祝う日として知られ、男児のいる家では鯉のぼりをあげたり、兜飾りを飾ることでお祝いし、大人たちも菖蒲湯に浸かったり、柏餅やちまきを食べることもある…