お彼岸とは、年に2回、春と秋に訪れる期間であり、先祖のお墓参りや仏壇の手入れをしたり、おはぎ、ぼたもちを食べる日としても知られています。
彼岸は「川の向こう岸」を意味する語でもあり、三途の川を挟んだ川岸、つまりは「あの世」のことでもあります。
春分と秋分を中日(真ん中の日)とした前後3日間を含めた計7日間がお彼岸の期間であり、それぞれ「春分の日」と「秋分の日」として国民の休日としても制定されています。
この時期は、離れた実家近くのお墓参りに行き、そのまま小旅行に出かける家庭もあるのではないでしょうか。あるいは、故人とのいろいろな思い出に浸る方もいるでしょう。
今回は、日本の雑節の一つである、お彼岸の過ごし方について、お話しします。