心地よい南部鉄器のある暮らし

岩手県を代表する伝統工芸品である南部鉄器。鋳鉄で作られた鉄瓶が主として作られており、茶の湯の世界でも愛されてきました。

見た目にもシンプルで、郷土の趣を感じさせる南部鉄器は、心地よいスローライフを実践する人にとっても憧れの道具。

そして南部鉄器は適切に扱えば、一生かけて使い続けることのできる、非常に優れた金工品でもあります。

今回は、この南部鉄器の歴史や魅力を学びながら、心地よい暮らしを探してみました。

0 Shares:
You May Also Like
続きを読む

和太鼓の響き

人類史の中でも、太鼓は最も古い楽器といわれています。ナイジェリアのヨルバ地方では言語として太鼓の音が使われていたり、シベリアではシャーマンの太鼓は魂の乗り物であるとされ、病気の治療のために用いられていたなど、世界中の文化…
続きを読む

工芸の楽しみ方 その2

工芸は、「美術」の作品と同じように飾って鑑賞もできるうえ、実際に使用するという楽しみ方もできます。 また、工芸は、職人や作家など、作り手が積み上げてきた「様式美」という、ひとつひとつの丁寧な手順が生み出す美しさを持ちます…
続きを読む

津軽塗テーマの映画「バカ塗りの娘」豪華キャスト、監督が集結! 完成披露舞台挨拶付き試写会が開催、心地よかったと思える映画に

こんにちは、工芸と心地よい暮らしを探すメディアontowaです。 映画「バカ塗りの娘」は、当メディアの注目作品として紹介させていただいています。 これまでの記事は👉 映画バカ塗りの娘 また、「津軽塗」のこ…
続きを読む

バカ塗りこと津軽塗の魅力

青森県を代表する工芸品、津軽塗。 重箱や箸、茶筒などの昔ながらの漆器をはじめ、タンブラーやスマートフォンケースのような現代的な品までそのユニークな技法が活用され、幅広い年代に人気の工芸品です。 津軽塗は国の伝統的工芸品と…
続きを読む

彫りと色漆の香川漆器

香川県は、丸亀うちわや讃岐提灯、香川竹細工など、17世紀の江戸時代より数多くの伝統工芸品が発達した地。 瀬戸内海の貿易拠点でもあるため、新しい技術や素材にいち早く触れられる環境で、ものづくりの盛んな地として知られています…
続きを読む

津軽塗テーマの映画「バカ塗りの娘」家庭画報・編集長の千葉由希子さんと映画プロデューサー盛夏子さんのトークイベントレポート

こんにちは、工芸と心地よい暮らしを探すメディアontowaです。 第1回「暮らしの小説大賞」を受賞した「ジャパン・ディグニティ」(髙森美由紀さん著)を、主演 堀田真由さん、鶴岡慧子監督で映画化した「バカ塗りの娘」が、全国…