季節とうつわ – 清明(せいめい)-

4月の春の頃。満開になった桜が舞い散る中、新生活が春風とともに駆けていきます。

二十四節気のひとつである「清明」は、そんな爽やかな空気を運ぶ季節。清々しく明るい、そんな言葉のとおりの空気を肺いっぱいに吸い込めば、春の喜びで胸が満たされそうです。

学生たちにとっては、春休み明けのこの時期は、新しい学年、クラスに心踊らせていることでしょう。

またこの季節には、人々だけではなく、動物や自然界も活発に動き出す頃。朝に聞こえる鳥の声や、空模様ひとつにさえも、生き生きとした気配が感じられます。

今回は、この「清明」の中で5日ごとに移り変わる七十二候と共に、工芸と心地よい暮らしを探してみました。

0 Shares:
You May Also Like
季節01
続きを読む

季節と日本のうつわ

日本のうつわ、つまり「和食器」は、食事をより美しく見せるため、色々な素材や形を用います。 漆器に陶磁器、ガラスのうつわなどの素材ごとに、保温などの機能性や、温かみや涼しさなど、見た目の印象も変化します。その様々な様相は、…
香合とモイストポプリ
続きを読む

季節とうつわ -雨水(うすい)-

2月19日ごろになると、二十四節気は第二番目の「雨水」へと移ります。普通は「あまみず」と読めるところですが、ここでは「うすい」。真冬の厳しい寒さのなか降る雪や氷が、だんだんと暖かな日差しに溶かされて雨に変わる頃です。 自…