結ぶ文化 組紐を楽しもう

着物を嗜む人には身近な存在である組紐。日本では古くから特徴的な「紐」の文化、そして「結ぶ」文化があり、何かと何かをつなぐ、ものをまとめる、運ぶなど、実用的な道具から美的な工芸品として発展してきました。

真田紐や撚紐など、紐にも種類がありますが、特に組紐は伸縮性のある織り方であるため、帯締めにすると締め付けの苦しさの和らいだものとして重宝されています。伝統的なものでは草木染めの絹糸が使われているため、自然な色味と上品な艶のある、紐自体を美しい工芸品として見ることができるでしょう。

それでは、今日は日本の組紐にまつわるお話をしていきましょう。

0 Shares:
You May Also Like
95a1309e598d0084c9fb3907b60c3fd1 画像
続きを読む

心地よい曲物・曲げわっぱのある暮らし

近年、檜(ひのき)やヒバ材を曲げて輪っか状にして作る、曲物の道具が再注目されています。 曲物は、使われる木材の耐水性や抗菌性から、水回りや台所の基本的な日用品として、日本で古くから人々の生活の中で使われてきました。 プラ…