大田区立羽田小学校 全生徒の夢をのせた伊勢和紙の飛行機、夢の日に穴守稲荷神社へ奉納

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皆さま、こんにちは、ontowaです。

6月10日は「夢の日」

ご存じでしたか?

夢の日とは、香川県直島の女性が制定した日とされ、日付は6と10で「夢中」(むちゅう=むじゅう)と読む語呂合わせと、「夢は叶う」の「叶」の字に十が含まれることからなどに由来しているのだとか。

自分の夢について考え、語り合うことを目的とし夢を実現するために力となってくれた人へ感謝する日でもあるそうです。

そんな「夢の日」、6月10日に大田区立羽田小学校の皆さんによる素敵な奉納イベントが開催されたとのこと。

今回は、この夢のある活動について、紹介させていただきます。

小学校の子どもたち、伊勢和紙で作った紙飛行機の奉納体験

2024年6月10日、大田区立羽田小学校の子どもたちの夢が込められた伊勢和紙で作った紙飛行機が東京羽田の穴守稲荷神社に奉納されました。

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この伊勢和紙の紙飛行機、実は2024年3月に開催した「東京クリエイティブサロン2024」羽田エリアにて展示されたデニムと伊勢和紙の「ファッション神輿」を装飾した紙飛行機なんだとか。

約1,500枚の和紙で作られた紙飛行機の装飾は、大田区立羽田小学校の全校生徒とのワークショップで一緒に完成させたそうです。

ファッション神輿は、「三社祭」の本社神輿を謹製する宮本卯之助商店が手がけたCygamesのオリジナル神輿に、デニムと伊勢神宮御用紙を奉製する大豐和紙工業の伊勢和紙で装飾したもの。
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この装飾に利用した、子供たち一人ひとりの夢を乗せた紙飛行機が奉納品となり、今回、穴守稲荷神社に奉納されました。

奉納という神秘的な行事も、きっと子供たちの忘れない思い出となったことでしょう。

子供たちの夢が近い未来に実現することを私たちも心から願っています。

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大田区立羽田小学校 渡部 理恵子 校長のコメント

羽田空港第2ターミナルに飾られるデニム神輿の装飾と聞いて、ワクワクしました。

伊勢和紙の手触りを楽しみながら、願いを込めて紙飛行機を折り翼に願いを書きました。

こどもたちの願いは翼にのって大空に舞い上がることでしょう。

すてきな体験をありがとうございました。

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Tokyo Creative Salon 2024(TCS24)とは

東京クリエイティブサロン実行委員会は、国内最大級のファッションとデザインの祭典「東京クリエイティブサロン2024」(Tokyo Creative Salon 2024 以下:TCS24)を、2024年3月14日(木)から3月24日(日)まで、東京を代表する10エリア(丸の内、日本橋、銀座、有楽町、赤坂、渋谷、原宿、羽田、六本木、新宿)で開催されました。

今回で5回目となる東京クリエイティブサロン2024は、109ものコンテンツが都内のいたるところで開催され、総勢120万人が参加しました。

TCS24の枠組みのなかで、日本空港ビルデング株式会社は「東京クリエイティブサロン2024 羽田」を羽田エリアで開催。

羽田エリアではテーマカラーを「青春の青」に掲げ日本が世界に誇る素材・ものづくり、世界に羽ばたく技術、そして次世代へつなげるファッションに焦点を当てたコンテンツが展開されました。

・公式HP:https://tokyo-creativesalon.com
・公式SNS:https://www.instagram.com/tokyocreativesalon/

日本空港ビルデング株式会社について

国内初の民間資本による旅客ターミナルの建設、管理・運営を行う会社として「公共性と企業性の調和」の理念のもと1953年に設立されました。1955年の羽田空港旅客ターミナルの供用開始以来、現在に至るまで、旅客ターミナル経営のパイオニアとして、羽田空港の容量拡張に対応した施設の拡充や改修を適切に行うとともに、お客さまの利便性、快適性、機能性を重視した施設の建設、管理・運営とサービス向上に取り組んでおります。
https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp

編集後記

小学生の子供たちが伊勢和紙の手触りを感じながら、自分の夢や願いを込めた紙飛行機を作る工芸体験をし、そして古くからの奉納文化も体験。

この取り組みは、子供たちに工芸に触れる機会を作ることにとどまらず、さらに、日本の文化を学ぶ機会を提供するという、素晴らしい取り組み事例です。

それぞれの体験も魅力的ですが、一連の活動がつながることで紡いだ想いは、子供たちにとって、とても尊い宝物になったに違いありません。

神社への奉納には、感謝や願掛け、社会貢献、伝統継承の意味がありますが、その場の独特の空気を感じ、心を穏やかに自らを見つめる瞬間でもあります。

こうした機会を、私たち皆がもっと子供たちに提供していけば、子供たちの心の豊かさを育む機会が増え、工芸が身近にある明るい未来にもつながるでしょう。

「身近にある工芸品を、身近な神社に願いを込めて奉納する」

今後、伊勢和紙にとどまらず、様々な工芸にも、そして他の地域でも実現できるのでは。

工芸品を奉納すること自体は日本に古くからある風習のひとつでもありますが、この取り組みを今の時代に子供たちと行うことに新鮮さと新たな可能性を感じます。

「子供たちと地域社会や日本文化との繋がりを、工芸が媒体となって繋いでいく」、想像するとワクワクしますね。

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