季節とうつわ -大暑(たいしょ)-

全国的に梅雨が明け、夏真っ盛りの時期となるのが二十四節気の第12番目、つまりは一年の真ん中の季節に当たるのがこの「大暑(たいしょ)」です。

例年7月23日ごろから8月6日ごろまでの期間ですから、学生にとってはちょうど夏休みのシーズンがスタートですね。

暑さも本格的になります。近年では外出するのが危険なほど気温が上がることもありますから、そんな時には屋内で過ごしましょう。家の中を居心地の良い空間にし、この夏もできるだけ快適で居たいところです。

暑さを凌ぐ方法には、冷房や扇風機など色々とあります。猛暑日でなければ、風鈴の涼やかな音色を聴いたり、朝や夕方の気温が低いうちに打ち水をするなど、日本の伝統的な方法も試してみると良いでしょう。

体調管理に気をつけつつ、大暑の季節におすすめのうつわを七十二候とともにご紹介します。

0 Shares:
You May Also Like
続きを読む

季節とうつわ -立春(りっしゅん)-

日本の季節を二十四に分けた「二十四節気」。その最初の節である立春(りっしゅん)は、旧暦では春の始まりとされています。 新暦にすると2月4日ごろからこの立春の期間となるため、まだまだ冬の寒さの厳しい、春の訪れを待ち遠しく思…
続きを読む

季節とうつわ -大雪 (たいせつ)-

二十四節気の「小雪」までは、まだ秋らしい暖かな日も時々感じられたかもしれませんが、12月7日から始まる「大雪」の頃には、もう冬も本番らしい気候を迎えるのではないでしょうか。 「大雪」はその名の通り、東北や日本海側の地域で…
続きを読む

季節とうつわ -夏至(げし)-

一年のうちで最も日没までの時間が長い日、「夏至」。6月21日ごろの夏至日というのは、皆さんもよく知るところですよね。 しかし、夏至とは二十四節気という、日本の季節を表す期間のひとつでもあります。本州ではまだまだ梅雨の最中…
続きを読む

季節とうつわ -大寒(だいかん)-

1月20日ごろより始まる「大寒(だいかん)」を最後に、二十四節気が一巡しました。2月4日の立春までの間のこの季節は、旧暦において一年の中で最も寒い季節とされています。 街ゆく人も暖かいセーターを着込み、モコモコと着膨れす…
続きを読む

季節とうつわ -冬至(とうじ)-

半月ごとに変わる「二十四節気」、5日ごとに変わる「七十二候」という、日本の細やかで美しい季節も、年末に向かう頃です。 今回の二十四節気は「冬至」という、誰もがご存知の期間。冬至は二十四節気の第22番目であり、また北半球に…
続きを読む

季節とうつわ – 小満(しょうまん)-

5月も終盤に差し掛かり、二十四節気は「小満(しょうまん)」へと移りました。春になり芽吹いた草木が成長し、大地が青々と息づいてくる頃です。 この小満の時期には、日本列島の気候は九州地方をはじめに梅雨へと差し掛かります。人間…