季節とうつわ -冬至(とうじ)-

半月ごとに変わる「二十四節気」、5日ごとに変わる「七十二候」という、日本の細やかで美しい季節も、年末に向かう頃です。

今回の二十四節気は「冬至」という、誰もがご存知の期間。冬至は二十四節気の第22番目であり、また北半球に位置する国では、冬至が始まる1日目は「1年のうち最も昼の短い日」も意味します。

辺りが暗くなるのが早いと、なんとなく落ち込んでしまう、という人も多いでしょう。しかし、七十二候の季節をそれぞれみてみると、ささやかながら冬の喜びが感じられるような気がします。

それでは、冬至の中にある3つの候から、工芸と心地よい暮らしを探してみます。

0 Shares:
You May Also Like
季節01
続きを読む

季節と日本のうつわ

日本のうつわ、つまり「和食器」は、食事をより美しく見せるため、色々な素材や形を用います。 漆器に陶磁器、ガラスのうつわなどの素材ごとに、保温などの機能性や、温かみや涼しさなど、見た目の印象も変化します。その様々な様相は、…
680e203c1f62c78f3deced6205da1e38 画像
続きを読む

季節とうつわ -大寒(だいかん)-

1月20日ごろより始まる「大寒(だいかん)」を最後に、二十四節気が一巡しました。2月4日の立春までの間のこの季節は、旧暦において一年の中で最も寒い季節とされています。 街ゆく人も暖かいセーターを着込み、モコモコと着膨れす…