季節とうつわ – 秋分(しゅうぶん)-

厳しい夏も終わりを迎え、9月も22日ごろになると、昼と夜の長さが同じとなる「秋分(しゅうぶん)」の頃を迎えます。

そして秋分とは、春分や冬至などと同じく、二十四節気の一つにも数えられる季節の区分でもあります。

爽やかに澄み渡る秋空の下、新学期を迎えた学生たちもそろそろ落ち着きを取り戻した頃でしょうか。肌に当たる風も段々と涼しくなっていき、草花も人間と同じように「衣替え」を始めます。

それでは、五日ごとに変わる季節の言葉、七十二候の「秋分」編です。

0 Shares:
You May Also Like
5e908bf11845f7da7a9bbf6938615a39 画像
続きを読む

季節とうつわ -白露(はくろ)-

9月に差し掛かると、二十四節気も第十五期の「白露」へと移ります。夏の暑さもだいぶ落ち着いて、前の「処暑」よりもさらに過ごしやすい気候になるでしょう。 「白露」とは、大気が冷やされ露が結び始めるころ、とされる期間です。北の…
d11ae359c43a8352df40a4081a39282d 画像
続きを読む

季節とうつわ -立秋(りっしゅう)-

8月に入り、二十四節気は第十三期の「立秋」へと移りました。第一期が「立春」ですから、立秋はちょうど一年の折り返し地点ともいえるでしょう。 暦の上では「秋の始まり」とはいえ、8月といえば夏真っ盛りですよね。秋なんて、とても…