「足袋といえば行田」とは、着物をたしなむ人に通じるフレーズのひとつ。
日本一の足袋と呼ばれる行田足袋は、令和元年(2019年)に伝統的工芸品に指定された、歴史ある埼玉県の工芸品です。
洋装に靴下が普段着となった現在でも、行田足袋は和装の足元を飾る定番の足袋として知られています。
また、若い世代のファッションにおいて洋服に和風を取り入れるおしゃれが広がっている今、最高品質の足袋である行田足袋は、注目すべきアイテムのひとつです。
今回は、行田足袋の魅力を紐解くために、江戸時代から続く歴史と行田足袋の特徴についてお話ししましょう。